前回の障害年金を自分で申請した話がこんな辺境ブログにかかわらずけっこう読んで頂けていて自力で障害年金を申請する人が情報を求めているのをひしひしと感じています。私も情報を求めてあっちへこっちへしたのでお気持ちがすごくわかります。
前回はざっくりした流れの話でしたが今回は病歴・就労状況等申立書の書き方、というか書くときに気をつけたことを書きたいと思います。
私は専門家ではありませんので「たぶんこうかな」とやってみたことで、これが正解である保証はありません。
※この記事は障害年金の受給決定を保証するものではありません。
PCがあるならExcelを使おう
生来性で書くところが多い!という方は下書きをして推敲を重ねて清書するのも大変だと思います。
PCとExcelがある人は是非Excelを使いましょう。
「病歴・就労状況等申立書 excel」と検索すると日本年金機構のテンプレートがあるページが出ますのでそこでダウンロードして使いましょう。
PC持ってない人はガッツだ!
よく説明を読もう
病歴・就労状況等申立書の表面上部に基本的な書き方が書いてありますのでここをよく読んで順守します。
何年区切りで書くの?とかここを読めばわかります。
唯一私たちに示された正しい書き方ですので頼りにしましょう。
とりあえず書いてみよう、病歴・就労状況等申立書
私は生来性ですので書かなくてはいけない期間が長く、とりあえず思い付くまま
今までの人生で症状で苦労したことをひたすら書き連ねました。
鬱憤を書類にぶつけながらも気を付けてみたことが下記です。
※重ねて注意ですがこれらが正しい保証はありません。
申請する病名の症状を改めて調べてみる
具体的にどんな事書いたらいいのかな…と思ったら自分の病名でぐぐってみることをおすすめします。その病名の症状をピックアップして自分に当てはまるものを具体例を交えて書いていきます。
具体的に困ったことを書く
例えば「頭が痛かった」だけでなく「常に頭が痛くて仕事を休みがちになり、毎週2日ほど休んでいた」と具体的に書きます。
「症状+具体的にそのせいで何が困ったか」という文法を常に使うようにしました。
「休みがちだった」よりは更に具体的に「週に〇日休んだ」というように出来る限り数字も入れます。(覚えてないなら仕方ありません。嘘は書いてはいけません)
感情的に書き過ぎない
症状の説明をする上で必要な分以上の感情表現はしないようにしました。ごく単純に、審査に必要無さそうだからです。
〈感情的過ぎる例〉
「仕事で●●さんに☓☓と言われて傷ついた。●●さんだって前に△△をしていたのだからそんなことを言われる筋合いは無いと思い悔しくて涙が出た。」
↓
〈修正例〉
「仕事で同僚に注意されてストレスを感じて仕事中にもかかわらず涙が出た。」
大切なのは「泣くほどの負荷がかかった」ということなので経緯はわかる程度に簡単にしました。
出来上がったら誰かにチェックして貰う
これが人によっては難関です。お世話になっている病院の先生、カウンセラーさん、ソーシャルワーカーさんなど頼れる人がいる場合は病歴・就労状況等申立書のチェックをお願いしましょう。
ところが私はこの中の誰にも頼めない状況でした。先生は忙しいタイプで頼みにくく、カウンセラーさんもソーシャルワーカーさんとも繋がりがありませんでした。
当然ながら年金事務所は「受かる為の書き方」は教えてくれません。(頼めば見てはくれるでしょうが)
なのでネット上で病歴・就労状況等申立書の添削をしてくれる方を探し有料でお願いしました。
(私がお世話になった方は現在は受付を休止されていておすすめができないのですが)
最近はネットで得意を売り買いするサービスなどありますので探してみましょう。
それでも見つからない場合、家族とか友達でもいいと思います。
他者からみて「何言ってるのかわかる、読みにくくない」状態であればいいと思います。
ちなみに私は明らかに文章量を書き過ぎており、追加の紙も加え数枚裏表びっちり書いておりました。
(発症から申請までの期間によりますので明確に何枚以上は書きすぎ、というのは断定できません)
しかし「これ長く書きすぎたかも」と思っても正解がわからないので「いやでもこのくらい必要かも」と削る勇気もなく。
添削をして頂いて「削りましょう」と言って頂けてようやくふんぎりがつきました。
私は書き過ぎ派でしたが中には中身が足りない人もいるかと思います。やはり書いてある事が少なくてスカスカなのもよくないようです。私はパッと見て欄が埋まってるようにしました。(そして書き過ぎた)
このように自分だけではなく人に見て貰うことでわかることもありますのでなるべく誰かに見てもらった方がいいと思います。
まとめ
以上が私が気をつけてみたことです。
これが正解とは限りませんが、誰かの参考になれば幸いです。
一番書くのがしんどい書類ですが、審査で重要視される割合は医師の診断書が9割、病歴・就労状況申告書が1割と言われていますので肩の力を抜いて頑張りましょう。
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