節約の方法やアイテムについてのブログをやっていますが、今一度節約に対しての基本的な考え方を書いておこうと思います。
節約をする人、と言っても事情や度合いは人それぞれだと思います。
収入が無く明日食べるにも困っているひとが、やっと得たパンを節約のために半分に割ってとっておくのと、毎月20万の収入がある人がそれでも生活費を引くと貯金が出来ないのでお肉のランクを落として節約するのでは同じ「節約」でもだいぶ違うと思います。単純に節約が楽しいという人もいると思います。
そんな中で、「私」の節約を書こうと思います。
私は年収は0。元は働いて収入を得ていましたが、激務が祟り体調を崩し退職して無職になりました。同時に発達障害である事もわかり、複雑であったり多忙すぎる仕事は元より無理があったと判明しました。
今はどうやって生きていくか模索中で、とりあえず出ていくお金は絞りたい、というのが今現在の節約の理由です。
健康第一・無理な節約はしない
節約というと、いまだについやってしまうのが「寒いけど暖房を我慢する」です。エアコンつけるよりつけない方がそりゃ電気代が安く済むのでいいのですが、あまりやりすぎると良くないです。
理由は簡単で風邪引くから。
風邪を引いて病院にかかることになると診察代と薬代で3000円くらいかかるかと思います。春の電気代くらいかかりますね。
じゃあ最初からエアコンつけときゃいいと言うことになります。
そして人間寒いと動けなくなり、ただただ毛布にくるまってるうちに時間だけ無為に過ぎていきます。
これもエアコンつけときゃ暖かいので活動率も下がりません。暖かくして内職でもした方が効率的ということになります。
無理はするだけ損です。
これと同じくして「食費を減らす為に食べる量を減らす、安い麺類だけ食べる」もうちはやらない方が良い節約です。
食費を減らす為に安いお肉やお魚を選び、更にはそれが特売の日にまとめ買いして冷凍保存したりしますが、しかしこれを突き詰めると毎日カップラーメン、もう少し良くてパスタが安くて良いということになってしまうんですがこれをやると体を壊します。
麺類、つまり小麦粉の塊でお腹の大部分を満たすことで野菜や肉は少量で済ます作戦ですので栄養が圧倒的に足りなくなりすぐに体を壊します。中には頑丈で全然平気な人もいますが恵まれた体を持った人で大変レアです。
毎日パスタで節約して体調を崩して医療費がかかる、またはそこまでいかなくてもちょっと体調不良なのがずーーっと続いてぐったりする時間が長いなど、これも節約するだけ損です。
安売りの肉と魚を買うのは良くてパスタや麺ばっかりは駄目、というのも線引きが曖昧ですが大事なのは「節約してても肉・魚・野菜をしっかりとる」だと思います。
節約で時間を対価にしない・むしろ時間を作り出すようにする
排水口掃除で実感したことです。排水口が頻繁につまりその度に掃除していました。そのとき使っていた排水口のゴミ取りが詰まりやすいものだったので、それを買い換えればつまりにくくなるというのはわかっていたのですが「私が毎回掃除すれば済む」と新しいゴミ取り代1500円ほどを惜しんで時間をかけて掃除していました。
結局、すごく良いゴミ取り(ネットホルダー)を見つけて購入して排水口は詰まらなくなりましたが、いざ掃除の回数が減って如何に今まで時間を無駄にしていたか痛感しました。
圧倒的に楽なんです。
そして楽だとその分の時間と体力で別のことができるのです。
楽をするために日々奔走していますので要因は他にもありますが思いますが、排水口掃除をしなくなってから夕食後に「疲れたー」とぐったりする事が減り、独学でWordPressをいじりブログなぞ始める余裕ができました。この余裕で内職でもすれば利益にもなるなと思います。
頑張って時間をかけて解決することで節約する、というのは長・中期的に見て損になる可能性が高いです。少額であれば資金をかけることで解決できることはしてしまった方がむしろ節約・コスパがいいというのが私の持論です。
とにかく簡単に済ませられるように
これは私が発達障害ゆえにですが、複雑で難しい事が苦手です。家事でいえばグラタンを作ることが苦手なのです。具材を切る、炒める、ホワイトソース作る、グラタン皿に入れる、チーズのせる、トースターで焼く、普通の人なら「面倒くさいなぁ」で済むところですが私は「不可能・無理」って感じです。
そんな事でどうすんの?料理できないじゃん!と思われるかと思います。
だからこそ楽なレシピを探して楽をします。
私は発達障害なので簡単な料理しかできませんが、じゃあ普通の人は難しい料理しなきゃいけないのでしょうか?違うと思います。
発達障害の私が楽にできるなら普通の人だって楽にできる訳で、楽できるならした方がいいんです。(料理が趣味の人除く)
簡単にご飯ができたらその分の時間と体力で別のことができる。
私の節約スタイルはこうでありたいと思います。